アーム・スレイブ
俺は、いつものように夜のランニングをしていた。いつも通りのコースを、いつもと同じように走る。 暗闇の中を走る事には、何の抵抗もなくただひたすら走る。
ちょうど小学校の裏辺りを通ったときに、いつも見ている校庭をその日も同じように眺めながら走っていると、一つのブランコに目が留まった。 「あれ? あんなブランコいつ出来たのかなぁ」 いままで校庭にはブランコなどなかったので、少し不思議に思ったが・・・まぁ、子供の要望に答え新しく作ったのだろうと思い。そのブランコから目を離そうとしたとき視界の隅にほんの一瞬だっかが、黄色い帽子に水色っぽい上着、茶色っぽい短パン、黄色い小さなショルダーバック・・・ドラマなどにあるお決まりの幼稚園児が着るような格好をした子供がブランコに座っているのが、ホントに一瞬だったが見えた。 「えっ!?」 もう一度、ブランコのほうを振り向くがそこには誰もいなかった。まぁ、普通に考えればそうだろう、夜の10時過ぎに子供が一人で学校のブランコに座っているはずもない。もし居たとしたら、それは恐らくアレだろう・・・・。 気を取り直し、走り出そうと前を向くと俺は自分の目を疑った。さっき、視界の隅に見えた園児が俺の走る先に居たからだ。園児は地面にしゃがみ込んで、地面に何かを描いている様だった。こんな、夜遅くにたった一人でこんなところに・・・十中八九アレだと俺は悟った。しかし、俺の足は止まることなく走り続ける。園児との距離は見る見る縮まっていく。俺は、混乱する頭で必死に考えて3つの選択肢を思いついた。 1.その場でUターンして引き返す。 2.取り合えす話しかけて様子を見る。 3.とにかくやられる前に殴りかかる。 どれにする!?自問自答する。そなん事を考えているうちに、園児は目の前に――――― あ・・ああぁぁぁ~~~~~・・・・。結局普通に通り過ぎた・・・優柔不断な奴だ(;; てな、夢を見ました(笑
by fooldee
| 2006-06-20 02:07
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